公営ギャンブルの売上推移まとめ【完全版】

インターネット・スマホなどのオンラインのインフラ整備・利用率の拡大に伴い、公営ギャンブルの利用も以前と比べて私達の生活に近い存在となりました。
そこに拍車をかけるようにコロナ禍の自宅待機期間。足を運ばずとも手軽に賭ける事が出来るようになったのは言うまでもありません。本日は日本のギャンブル事情について解説します。

公営ギャンブルの売上推移まとめ【完全版】

公営ギャンブルの胴元の収益率は25~30%

ギャンブルでは還元率(控除率)がいわゆる勝ちやすさに大きな影響を与えます。

公営ギャンブルの還元率は70~85%、パチンコパチスロは80~85%と、ギャンブルの種類によって還元率は大きく異なります。

直近の公営ギャンブルの売上の変動はまさに「V字」

公営ギャンブル一覧

経済産業省が公開しているデータによると、新型コロナウィルスのパンデミック後は一時的に下降したもののその後は反動をつけたような右肩上がり。

公営ギャンブルの大半の売り上げは概ね増加傾向

公営ギャンブル種類

公営ギャンブルである「地方競馬」・非公営のパチンコを除くその他のギャンブルについては直近5年間ではやや増加傾向という結果に。

ボートレース(競艇) 

競艇売上推移

競艇売上推移

コロナ禍において一番売上を伸ばしたのがボートレース売上(競艇)。

無観客レース・休館などで利用者減の逆風にも負けず、オンライン・電話投票による売り上げで2013年と2020年を比較した際には約2倍近くも売上を伸ばし、ボートレース過去最高額となりました。

吉田碧麻
吉田碧麻

競艇関連の売上推移は以下のグラフ・表をご参照ください。

競艇場売上ランキング

グラフ参考元:

競馬

競馬売上推移

競馬売上推移をみてみると、地方競馬・中央競馬ともにグラフの上下の動きは類似しています。

2019年からのデータではコロナ禍の追い風があり、やや上昇傾向ではあったものの、2022年にagain. は下落という結果に。

競馬売上の下落要因としては、パンデミックへの規制緩和が主な要因として挙げられますが、パンデミック前と比べると売上高は高水準を保てている状況です。 

競輪(バイクレース)

競輪控除率

競輪控除率

競輪の売上高は他の公営ギャンブルの中でも下がることは無く、常に一定の上昇率を誇ります。 

オートレース

オートレース賞金ランキング

オートレース賞金ランキング

オートレースは競馬の馬とジョッキーの組み合わせが、勝率に大きく影響するようにレーサーに対してオッズが掛けられます。

読者のために!

2024年最新のオートレーサーは以下のランキングとなります。

オートレース賞金ランキング

引用元:

パチンコ

パチンコ市場規模推移

パチンコ市場規模推移

パチンコ市場規模推移を見てみると利用者数の減少に伴い、2019年から2022年にかけて約4兆円もの減少など売り上げ規模も大きく減少している傾向にあります。これは利用者減少によるものですが、オンライン普及による他のギャンブル(公営ギャンブル)への鞍替え・利用率の高い後期高齢層の人口減によるものと見られています。

興味深い!

「公営ギャンブルパチンコ」ともなれば、他の公営ギャンブル同様にオンラインなどで普及はされるのでしょうが、今のところそういった動きも見られないところからこれからまだまだ減少の一途を辿っていくでしょう。

公共のギャンブル販売の格付けと記録

公営ギャンブル売上

公営ギャンブル売上

公営ギャンブルで一番収益が出るカテゴリは、圧倒的に「競馬」となりますね。

しかしながらプレイヤーへの還元率は高く、売上規模も軍を抜いて首位をキープしているところから圧倒的に高い人気・水準を誇ります。

馬とジャッキー、天候・開催場所などのデータ予測をすると、確実に勝率も上げる事も可能で夢のあるギャンブルです。

逆を言えば、プレイヤーへの還元率が高い公営ギャンブルを利用する上で一番儲かると言っても過言ではありません。

公営ギャンブルVS非公式の賭博論争

公営ギャンブルは国営ですが、民間経営のパチンコ・オンラインカジノ・スポーツベットから各所で行われている違法賭博(賭け麻雀など)など、ギャンブルは多種多様に存在しており嗜める時代です。

実際のところ、勝てるギャンブルは還元率という視点から見るのが一般的です。還元率からみると、パチンコ80-90%、オンラインカジノ95%の還元率には公営ギャンブルは劣勢なのが現実です。

例えるならば、資本を持つ大企業が低価格で良いサービスを大衆に提供出来るのと同じ理屈で、売り上げ規模が大きければ還元率も高く設定が出来るのです。

吉田碧麻
吉田碧麻

この事からパチンコや経費のかからないオンラインカジノは圧倒的に2024年現在は勝てます。

公営ギャンブルも捨てたものではない

現在はパチンコが売り上げ規模が最も高い水準で、利用者も約800万人とまだまだ無くならないギャンブルカテゴリーとなります。

しかしながら業界全体で推移分析をすると、コロナのパンデミックでのオンライン普及をきっかけに公営ギャンブルは右肩上がり、反してパチンコは減少。

この差はますます縮まる事が予想されます。

長期的に見ると公営ギャンブルが日の目を浴びる結果となる予測が立ちますね。 

question よくあるご質問

日本における公営のギャンブルとはどのようなもので、他のギャンブルとどう違うのでしょうか?

日本のギャンブルは公営ギャンブルのみ合法とされており、国営とされています。還元率はカテゴリーによりますが民間のギャンブルより還元率設定は高め。一番高い還元率は「競馬」・低い還元率は「宝くじ」とされています。

近年、最高の売上記録を達成した公共ギャンブルのカテゴリーはどれですか?

直近では競艇(オートレース)がコロナ禍・オンライン化の普及により最も売り上げを伸ばしました。

競艇場の売上ランキングはどのように決まり、現在どの競艇場がトップの座をキープしているのでしょうか?

基本的に賭けられたベット金額の額で決まります。現在の競艇場の1位は長崎県大村市に位置する「大村競艇場」